わたしは昔から「自分」を出すことが苦手でした。
それってなんでだろう？って考えたら昔から人の目ばかり気にして生きてきたからだなぁ‥って思います。
「自分」を出すことが苦手で、「自分」を表現することが全然できなかったわたし。
それは物心ついたぐらいからずっと。昔から人見知りも激しかったので尚更でした。
人に合わせてばかりいてる自分が自分で嫌いでした。
そんなわたしが「筆文字」にハマった理由で一番大きかったこと、それはきっと、「自分を表現できる喜びを知った」という部分が大きかったと思います。
筆文字のルールは囚われないこと。
筆文字には特別なルールは存在しない。
こう書かなきゃいけない、とかもない。
別にお手本通り書かなくてもいいし、書き順だって別に何だっていい。
二度書きも三度書きもしてもいい。
トメとかハライなんて気にしない。
なんなら利き手で書かなくったっていい。
もし、ルールがあるとするならば、「自由に、囚われずに楽しむ」ということぐらい。
つまり、思いのままに書けばそれでいい、ということ。
誰かと比べる必要なんて存在しない。
書きあがった文字も、誰が上手いとか、誰が下手とか、優劣はつけない。
大切なのはとにかく「自分が楽しむ」。
自由に、囚われず、思いのままに楽しむ。
自分らしく、自分の思いを大切にする。
上手く見せようと人の目を気にするよりも、楽しんで書いた文字は人を惹きつける文字となる。
「囚われない」と言われて気付く自分の中の囚われ
「囚われない」
そう言われても普段からいろんなルールの中でわたしたちは生きているのでいきなり「囚われずに楽しむ」！そう言われても難しかったりします。
わたしもずーーーーっと自分を表現できず、人に合わせてばかり生きて来たので筆文字を始めた時、自分がどれだけ囚われてきたのかを痛感しました。
筆文字をしていて筆ペンを使っているとペンの先だけじゃなく全体を使って文字を書く。
そうやって書いていると、ペンを壊したらいけない、大事にしなきゃという思いから大胆な筆使いができなかったりもして、そういった場面を通しても、「自分」がどれだけ普段遠慮しながら生きているのかに気付かされます。
でも、だからこそ筆文字で自分を表現する喜びを体感できるとそれまで囚われていたものから解放され、自由になる感覚を味わうことができてとても心地よく、楽しいんです＾＾
たかが筆文字されど筆文字。
講座に来てくれた方は「筆文字って思っていた以上に楽しいですね！」とか、「筆文字にハマると思いませんでした！」なんてことを言って下さるのですが、「文字を書く」という単純な行為ではありながらも奥が深いです。
筆文字講座、次回開催は11/21(土)。
大阪福島区にある大阪市福島区民センターという場所にて開催します。
まだイベントページ等完成していないので完成次第こちらで案内をさせて頂きます。
次回開催の内容は今までとは形を変え、「筆文字で書く年賀状、ひらがな講座(仮)」というかたちで開催予定です＾＾
過去に開催した筆文字講座の様子を書いたブログはこちらです。
★１回目講座
『6/26大阪にて初めての筆文字講座開催しました！＾＾ 』
→https://hisaokanana7.com/hudemoji-course
★２回目講座
『第２回、筆文字講座を開催しました！！』
→ https://hisaokanana7.com/89hudemoji
★３回目講座
『9/23、大阪にて筆文字講座を開催しました！！＾＾ 』
→https://hisaokanana7.com/osaka-hudemoji
『筆文字講座参加者の方の作品と、文字の変化＾＾』
→https://hisaokanana7.com/bifour-after
★４回目講座
『10/10筆文字講座を開催しました＾＾』
→https://hisaokanana7.com/hudemoji-2
★５回目講座
『11/21大阪にて筆文字で描く年賀状、ひらがな講座を開催しました♬』
→ https://hisaokanana7.com/1121hudemoji
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