筆文字を始めたきっかけから始まり、ここまで3話にわけてブログを書かせてもらいました。
長くなりそうなのでここからは1話、2話、3話、とブログに割り振っていこうかと思います^^
ちなみに今回は4話目。3話まではこちら↓からご覧ください。
《1話》
『大切なのは比べることじゃなく楽しむこと。私が筆文字を始めたきっかけ。』
《2話》
『筆文字にハマったことで思い出した自分の欲求。筆文字を通して気付かせてもらったこと。』
《3話》
『初めてもらったリクエスト。何度書いても納得できなかった筆文字。 』
前回、納得のいくものが書けずに悔しかった、そんなことを書きました。
そんな思いを自分の中に抱えながらも、筆文字を最初にしてからひと月がたち、いろんな方のリクエストに答えさせてもらうことでわたしの中に変化が起こってきました。
それは、「明るくなった」こと。笑
こんな風に書くとそれ以前どうだったの??って感じですが。
けど、本当重苦しかったんですよね。わたし。笑
でも、筆文字をする中でいろんな人からいいね!と声をかけてもらえる機会が増えて、自分の中に少しづつですが自信が芽生えていきました。
その当時の自分を振り返ると、自分になにができるなんて自信は全くなくて。
2話目のブログにも書いたけど、筆文字をすることで久しぶりに何かにハマったわたし。
それ以前のわたしはいつも冷めてて、何かに打ち込むことなんてできなかった。
唯一打ち込んでいたとしたら仕事に打ち込んでいたぐらい。
けど、それもハマっていたわけではなく、自分にはなにもなかったからそこに逃げていたように感じます。
自分には仕事しかないという思いもあり、仕事を辞めたら自分にはなにもなくなる、そんな恐怖心をずっと抱えていたりもしました。
そんな生活を送っていたのでプライベートの充実なんてまるでなくて。仕事に自分を捧げていました。
働いてるのが自分。そう思っていたけど、ふと我に返りいま自分がいてる場所を見た時、特に望んでもいない場所にいてたことに驚きました。
ただ毎日目の前の仕事に打ち込んで、与えられた目標をこなすことが自分の中で当たり前になっていた。
今思うと思考停止でしかなかったなーって思います。
自分の頭で考え、望み、それをしたのではなく、周りが「これがいいよ」そう言うからわたしもそっちへ行く。それがわたしでした。
2話目のブログで周りからズレることが怖かった、と書いたけれど本当にそれが根強かったなって思います。
当時のわたしは認められたくて仕方ありませんでした。
人間の欲求として承認欲求というものが存在するのでその思いを持つこと自体は悪くないと思う。
けど、そればかりになってしまうと望まない人生を歩むことになるので怖いなと思います。
筆文字と出会い、ハマり、それ以降ほぼ毎日のように筆文字を書いて、書いて…。
筆文字を通して表現できる喜びを知り、自分にもまだこんななにかにハマったりするだけのエネルギーがあったんだと知りました。
筆文字をするようになりひと月経った頃、「筆文字を仕事にできれば幸せだな」そんなことをぼんやり考えるようになりました。
ただ、筆文字を始めてまだひと月の自分がそんなことを言うなんてとんでもない、と思い周りのごく一部の人にだけそんな思いがあることを言っていました。また、これは始めたばかりだからあるだけかも知れない。この思いは冷めるかも知れない。そんな思いもありました。
なぜ、とんでもないと思ったのか?
それは、自分よりも上手な人なんてたくさんいてる、という思いから。
昔からわたしは何かをしていて活躍している人は初めからそれがめちゃくちゃ上手で、才能があった人。
そんな風に思っていました。練習を重ねて上手くなったのは才能ではない。そんな思いがありました。
そうやって自分自身に言い聞かせてはいろんなことを諦めてきました。自分は何にもできない。
自分は何にもない。と。
本当、すごく消極的だったなと思います。いろんなことを諦めていました。
マンガ家になりたい、と思いながらも諦めたこともそれが理由でした。
諦めた時、めちゃくちゃ絵が上手い子が同じクラスにいました。
その子にはかなわない。わたしには才能がない。そんな風に思いました。
昔から本当に人と比べてばかりのわたし。
けど、その子は別にマンガ家になりたかったわけでもなかったんです。
なのに、勝手に比べて、落ち込んで、自分はダメだ‥って。
わたしにハマるもの、打ち込めるものがなかったのは自分の素直な思いにいつだって蓋をしてきたから。
こんなことしても意味がない、自分がしてどうする、もっと上手い子ならたくさんいてる。
いつもいつも、自分が自分の否定ばかりしていました。
そして、周りとズレることが怖かったわたしは周りと同じことを目標にしよう、目指そう、そんな方向へと進みました。結果、仕事を一生懸命頑張るもそこで上手くいかず苦しくなる。それがわたしでした。
けど、そんな生き方はもういやだった。
だから、「筆文字を仕事にしたい」という思いは諦めずにずっと自分の中で持つことになったように思います。
続きます。
★続きはこちらです★
「《第5話》書けなくなった筆文字。それを通して思った人と比べることの無意味さ。」
過去に開催した筆文字講座の様子を書いたブログはこちらです。
★1回目講座
『6/26大阪にて初めての筆文字講座開催しました!^^ 』
→https://hisaokanana7.com/hudemoji-course
★2回目講座
『第2回、筆文字講座を開催しました!!』
→ https://hisaokanana7.com/89hudemoji
★3回目講座
『9/23、大阪にて筆文字講座を開催しました!!^^ 』
→https://hisaokanana7.com/osaka-hudemoji
『筆文字講座参加者の方の作品と、文字の変化^^』
→https://hisaokanana7.com/bifour-after
★4回目講座
『10/10筆文字講座を開催しました^^』
→https://hisaokanana7.com/hudemoji-2
★5回目講座
『11/21大阪にて筆文字で描く年賀状、ひらがな講座を開催しました♬』
→ https://hisaokanana7.com/1121hudemoji
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