筆文字って何?
筆文字って誰でも書けるの?
習字ができなくても大丈夫?
文字が下手、苦手、コンプレックス、、、
絵を描くのが苦手、嫌い、アートセンスがない、、、
筆文字講座へ参加される方からはそんな言葉をよく聞きます。

このブログでは改めて、
「筆文字とは何なのか」という特徴とそのルール説明をさせて頂きます♪
 
 
 


筆文字は文字が苦手でも大丈夫!


「文字を書くことが苦手、コンプレックス」
 
この言葉は筆文字講座をしている中で参加者の方からよく聞く言葉。
 
また、こんな言葉もよく聞きます。
「アートセンスがない。絵を描くことが苦手」と‥。
 
「自分には書けないんじゃないか」
「けど、書けたら楽しそうだなぁと思って参加しました」
講座に参加される動機は人それぞれ。
けど「書けないんじゃないか」
という不安を持って参加される方は少なくありません。
 
それは"筆文字って難しそう"というイメージと
文字を書くことが苦手、絵が描けないという理由から。
 
それはわたし自身も同じでした。
もともと学生時代から習字の授業が苦手だったこともあり
墨と筆に対する苦手意識があり
自分には書けないんじゃないか、書けても下手くそだろうなぁ、、、
筆文字を実際に体験するまではそんなことを思っていました。
 
けど、そんな思いは実際に筆文字を体験したら一瞬で吹き飛びました。
体験した瞬間に感じたこと、それは、
「書くことが楽しい‥!!」という思いでした。
 
習字が苦手だったわたしが
文字を書くことが楽しいと感じていることに
自分自身一番驚きました。
 
筆文字が楽しかった理由、
それは筆文字のルールに関係していました。
 

筆文字のルールとは、「自由に書いていい」というもの。






"自由に書いていい"の意味。

 
"自由に書く"とは
書き順も筆を持つ手も何でもいい。
2度書きや3度書きをしてもいい。
トメやハライも気にしなくていい。
文字の中に顔を書いてみたり自由にアレンジしてもいい。
手で書かずに筆を足で持って書いたっていい。
 
それは、
「こう書くことが正しいこと」
という正解や見本のない世界。
見本がないので文字をなんだって自由にアレンジしていい。
書きたいように書きたいままに書いていい。
 
大切なことは、楽しむこと。
楽しんで書いた文字は魅力的な文字、
人を惹きつける素敵な文字が出来上がるから。
 
頭で考えて書かなくていい。
子供に戻ったようにただ純粋に目の前のことを楽しんで
その世界にハマりこむ世界。
 
そんな世界で楽しく書く筆文字は
心を癒し、ストレス発散にもなります。








筆文字がストレス発散になる理由。


筆文字はなぜ心を癒し、ストレス発散になるのか?
それは、
わたし達は日頃から社会の中で生きる上で
「こう生きるべき」
「こう生きることが正しいこと」
という様々なルールの中で暮らしているから。
 
例えば文字を書くという世界の中で言えば
・文字は綺麗に書くべき
・姿勢を正して書くべき
・書き順通り書くべき
・筆は正しい持ち方で書くべき
など。
 
学校生活においてだと
・遅刻せずに学校へ行くべき
・テストではいい点数を取るべき
・友達とは仲良くすべき
など。
 
家での在り方、会社での在り方、
いい妻として、いい夫、いい子供、
いい友人、いい先生、店員、リーダー、、、
など、それぞれの場所、環境、役割に応じて
いろんなルールが存在します。
ルールが悪いことと言いたいわけじゃありません。
人と人とが一緒に暮らす上でルールは大切なものです。
 
ただ、ここで言いたいのは
必要以上にルールに縛られたり
自分の心をごまかして本心が見えなくなったり
すると心は疲れていく、ということ。
 
文字を書くということだけを見ても様々なルールが存在しているもの。
筆文字はそんなルールから解放され、好きに、自由に文字を書ける。
その経験は日頃様々なルールの中で無意識に縛られている
わたし達だからこそ大きな解放感を感じます。

また、筆文字を体感する時間は
無心になり、筆文字だけに没頭できる時間。
そうやって頭の中を空っぽにしてただ目の前の
筆文字を楽しめる時間は最高の癒しとなります。

日頃から忙しく生きているとあれもこれもしなければと気になったり
何もなくゆっくりしている様な時でも
頭の中は心配ごとでいっぱいになっていたり、、、
そんな時間は思考が常にぐるぐると動いていて
休んでいるようで休めていないもの。

だからこそ、目の前のことに没頭し、頭の中が空っぽになり
ただ文字を書くことを楽しむ時間は最高の癒し、ストレス発散となります。
 





筆文字を通して知る自分という人間。


「自由に書いていいよ」
と言われて書いてみることで
自由であることの難しさを感じたり
自由に書きたくとも書けなかったり。。
逆に自由であるほどに楽しめたり。無邪気になれたり。
 
文字を書く、ということを通して
自分が心の中で何を感じ、
どんなことを気にしているのかにも
気付くことができます。

文字を書く時に気付いたこと
それは、日頃から実は感じていること。
けど、感じていることが無意識で行われていて
自分では気付いていなかったもの。

例えばそれは
「自由に書けない自分」や
「周りを気にしてしまう自分」
「自由に書いている人と自分を比較してしまう自分」
「自分の良さに気付いてあげられない自分」
など。

逆に、
「思い切りのいい自分」
「自由に書いていい、となると本領を発揮できる自分」
「笑っていることに喜びを感じる自分」
「文字を書いたり表現できることが好きな自分」
「人に喜んでもらうことが嬉しいと感じる自分」
などもあります。

そうやって自分自身に気付けるのは
"筆文字が作るルールのない世界"で
自由に楽しく思いのままに文字を書けるからこそ。

普段ならあたり前のようにしていることや感じていることも
「自由」というルールが与えられたからこそ意識的になり
自分が何を感じているのか?に気付くことができます。

これは、何に気付いたから良くて何が悪いということではありません。
気付くことができるということは自分を知るということ。

自分を知るということは自分に意識的になれるということ。
意識的になれるということは自分自身を理解してあげられるということ。

自分で自分を理解してあげられると心は癒されます。
無意識だった時は問題が起こってもわからないことも
意識できるからこそ対処することができるもの。

それは、自分で自分を受け入れ、
認め、癒してあげることもできるもの。
 
「こんなことを気にしていたんだなぁ、、、」って
そうやって感じた思いは全て受け入れてあげてください。
どんな思いも尊いもの。素晴らしいもの。
否定は必要ないです。
不安な思いも、周りを気にしてしまう思いも
うまく見せたいと思う思いもすべて。。

自分自身の良さや何に喜びを感じるのかということに気付けたのなら
その思いも大切にしてあげてください。
「自分はこれが好きなんだ!」
「こういうことを大切にしたいんだ!」
そうやって心で感じていることに気付けるってとても尊いもの。
人と同じじゃなくていい。人それぞれ好きなことも嫌いなことも
得意も不得意も違うもの。自分の心で感じる
喜びや嬉しさを大切にしてあげましょう^^







筆文字を通して感じた自分らしくいられる喜び。


ここまで筆文字というものの
特徴、ルールについて書かせて頂きました。

ここで書いたこと全てを講座で感じなければいけない、とか
感じることが正しいこと、というわけではありません。
ただ、筆文字を通してこんなことを体感することができますよー
という一例として書かせて頂きました。

わたし自身、筆文字を体感してから感じたことは
「こんなにも自由に文字を書いてもいいんだ!」
という衝撃でした。

それは、わたし自身ずっと周りの目ばかり気にして生きてきたからこそ
感じた強い衝撃でした。

きっと、人それぞれ大切にしたいことも
これまでの人生で経験してきたことも違うからこそ
同じものを体感しても感じることはそれぞれだと思います。

それは、何が正しくて何が間違っている、ということではなく
人それぞれでいいんだと思います。

わたしの場合で言えばそれは
「そんなにも周りばかり気にしなくていい」
ということでした。

自分が心で楽しい!嬉しい!と感じて書いた文字が魅力的であるように
生きている中でも周りばかり気にするよりも自分は本当はどうしたい?
どう在りたい?という自分自身の心を大切にして生きるからこそ
魅力的な人になれる、ということ。

あなたは筆文字を通して何を感じるのか、どんなことを思うのか。
ぜひ、筆文字を実際に体験頂き感じて頂ければと思います。
 
 
 
 
 


文字が下手、というコンプレックスは必要ない。


筆文字を教えるようになって気付いたこと、

それは「文字が下手」という
コンプレックスを抱いている方が多いということでした。

筆文字を教えているといつも思うこと、
それは「人それぞれに良さがある」ということ。

筆文字講座では実際に文字を書くまでにも
線や丸などを書いて筆ペンに慣れてもらう時間を設けています。

その時にこちらが「こんな風に書くんです」と
見本を見せて伝え、参加者の方に書いてもらうと
同じ説明を聞いたにも関わらず、書かれる線や丸は様々。
全く同じ風に書かれる方はいません。

それは人それぞれが持つ個性。魅力。
そんな個性を「これじゃダメだ」と普段生活をしている中だと
「みんなと同じでなければいけない」という思いから否定しがち。

けど、それは否定しなくていい。
それはあなただからこそ表現できる良さ、素晴らしさ。
そんな風に感じます。わたし自身筆文字を教えることを通して
200名以上の方と関わってきたからこそ、
人それぞれに良さがあってそれは何も否定する必要はないんだと感じます。

あなたにはあなたの良さがある。
それは、他の人とは違うかも知れない。
隣の芝は青く見えるものだから自分の良さには気付きにくいもの。

あの人の方が素晴らしい、いいなぁ、、、、
って思ったりもしてしまうもの。

けど、それはあなたにも言えること。
確かにあの人とは違う。けど、あなたにはあなたの良さがある。
比べてダメだなぁ、、、、なんて思わなくていい。

ダメだなぁ、、、と思ってそこを無理に改善しようとしなくてもいい。
ただ、自分が持っている良さを活かしてさらに伸ばしていけばいい。

人との比較は自分のダメなところを見つけるためではなく、
自分との違いに気付き、自分の良さに気付くために使っていけばいい。

"コンプレックス"なんて思わなくていい。
その特徴はあなただからこそ持っている良さ。素晴らしさ。
それを隠したり、ないものにしなくていい。

せっかくいいものを持っているのに
それをダメだ、、、なんて気にしているのってすごく勿体無い。
文字がコンプレックス、という劣等感は必要ないと本当に思います。

わたし自身、筆文字を教えることを通していろんな方と
関わらせてもらってきたからこそ講座をしていると
この人はこういうところがいいなぁ、と気付けるようになりました。

自分にはいいところなんてないよ。
そんな風に感じる方、自分でも気付かない良さに気付くために
筆文字を体験頂くこともオススメです^^






筆文字って何なのか、その特徴、ルールについてなど書いてきました。
少しでも筆文字の良さ、素晴らしさ、楽しさが伝わったら幸いです。
とっても長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました^^

次回は「筆文字を通して得られるもの」について書いていきたいと思います。









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