昨日、人と話をしている中でおもしろい話題になった。
それは、「自分のもの」という概念は心を苦しくさせる、というもの。
例えば、ここにハサミがあったとして。
これを「自分のだから使わないで！！」と言ってしまうと一人一人ハサミを持たなければいけない。ハサミがたくさん必要になる。
けど、「どうぞ自由に使ってね」という言葉を言えればハサミはみんなで一つでも事足りる。
分け合えれば足りる。
「これはわたしのものだ」そんな執着があれば物はたくさん必要。
それはハサミだけじゃなく、服も、ペンも、紙も、飲み物も。
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空気はみんなのもの。
もし、空気が一人一人割り振られていれば人々はこの空気はわたしの！！と争うのかも知れない。
そうやって想像してみると、「これはわたしだけのものではないんだな」とわかる。
もし、これを「わたしの！！」と意地になって、そこに執着すると苦しい。
けど、みんなで分け合うことができれば争いは生まれず、心は穏やか。みんな嬉しい。
何かに執着する心は心を苦しくさせる。
この話しを通して思ったこと。
それは、何かに執着する心があるから心は窮屈になり、苦しくなるんだろうなぁって。そんな風に思いました。
何かに悩んでいて、こうしなければ、これはダメだ、そんな思いがあればいまと理想とのギャップに苦しみ、息苦しい。
けど、そこにそこまで執着する必要はあるんだろうか？
悩みは悩めば悩むほどにそのしんどい部分ばかり見えて苦しくなる。
それは、トンネルの中にいれば真っ暗で、暗闇しか見えないから。
けど、その暗闇の中にいては光は見えない。
トンネルから出れば明るいのに。
その明るさがトンネルの中にいてるがゆえに見えない。
そんな時大切なのは、明るいところへ出ること。
トンネルの外へ出ること。
そのために大切なのは悩みを悩みと思うのをやめてみる。
たいしたことないと思う心。
そのために大切なのは自然の中に身を置いてみたり、体を動かしてみたり。
考えすぎる人は考えすぎるのをやめてみるのもいい。
なにかのアイディアは楽しんでる時、心が緩んでる時のほうがいいものが浮かんでくるから。
もういいでしょう。
散々傷付いて悲しんできた。
もう十分だ。自分の喜ぶことをしよう。
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