いつも、何かを気にしてばかりいてた。

「誰かにどう思われるだろう」とか

「これは正しいだろうか」とか

そんな周りの目ばかり気にしてた。

自分の心の声を無視する、なんてことは得意技。

いっつも自分をないがしろにばかりしていた。

 

 

よく、人から「筆文字を始めたきっかけ」を聞かれる。

「3年前に名古屋へある人のセミナーへ一人参加した」

「そこで知り合った人に、その後、悩み相談をしていた」

「その時、筆文字を書いてもらってこんなの書けたらいいなって思った」

「直感のままに、その人が開催する筆文字講座へ参加した」

きっかけはこんな感じ。

でも、そのきっかけ以上にわたしは筆文字を初めてした時の衝撃がとにかく強かった。

 

 

自分にも書けるなんて全く思っていなかった筆文字。

だって、もともと習字が大嫌いだったから筆や墨に苦手意識があった。

自分以外に参加者が2人いたけれど、

「わたしが一番下手くそだろう」

「わたしだけ書けなかったらどうしよう」って

内心そんなことを考えていた。

 

 

けど、実際に筆文字をしてみてその楽しさにただただ驚いた。

ただ、文字を書くだけかと思っていたら、全然そうじゃない。

 

 

め ち ゃ く ち ゃ 楽 し い ! ! ! ! ! !

 

 

 

筆文字には「こう書かなければいけない」というルールがなく、

ただただ書きたいままに書く、という行為がこんなにも楽しいなんて!ということをわたしはその時初めて体感した。

これまで、習字が嫌いだ、苦手だ、と思っていたのは

決められたルール通りにできないことが苦痛だったんだと知った瞬間だった。

なんでもいい。なんでもOK。なんなら、自由に、楽しんで書いた方がより良いものが出来上がる。

筆ペンってこんな使い方をしていいんだ、書き方も、書き順も、なんでもいいんだ。

 

 

「楽しんでいる方が魅力的な文字が書ける」

「筆ペンを自由に使っていい。持ち方だって、書き順だって、なんでもいい」

「枠に囚われる必要がない」

そんなことを筆文字を通してわたしは学ばせてもらった。

それは、最初にも書いた通り、ずーーーーーっと、枠の中に囚われ、

周りの目ばかり気にして生きてきたわたしにとって衝撃だった。

 

 

何かを気にする必要なんて本当はなくて、

「誰かにどう思われるだろう」とか

「これは正しいだろうか」とか

そんな周りの目よりも、自分はどうしたいのか、

自分は何が楽しくて、何に心踊るのか。

自分の心の声を大事にしてあげていいんだ。って。

そんなことを筆文字をすることで気付くことができた。

 

 

「こんな風に使ったら、筆ペンが壊れるんじゃないか」って感じる。

「こういう使い方をしなければいけない」そんな思いがあった。

けど、そんなこと気にせずに壊れるかも知れない、

くらいの勢いで書いてみたら自分でもびっくりする素敵な文字が書ける。

 

 

「こうしたい」「こうしてみたらどんな感じだろう」

そうやってみると、新たな自分に気付くことができる。

最初、筆文字になんて全く興味がなかった。本当、全く。

だから、筆文字から自分が解放され、心が楽になるなんて思いもしなかった。

ただ、文字を書くだけ。自分は文字を書くことに興味関心なんてなかった。

けど、それから2年以上たった今もこれが楽しくて、嬉しくて、幸せで、書いている。

筆文字をきっかけに人生が変わるなんて思いもしていなかった。

 

 

わたしは、筆文字のおかげで

「自分らしくいていいんだ」ということ

「自分のままでいることが魅力的であること」

「何者にもならなくていい」ということ

「もっと好きに、自由でいていい」ということを学ばせてもらった。

 

 

筆文字に救われた、と本気で思っている。

そのくらいに、それ以前とは比べものにならないほどに生きやすくなった。

 

 

最近思い出して驚いたことがあった。

最初の、筆文字を学ぶきっかけにもなった

「そこで知り合った人に、その後、悩み相談をしていた」

という部分で相談していた内容が

「自分を出せない」ということだった、ということ。

まさか、筆文字から自分を出せるようになるとは、思いもしなかった出来事だった。

 

 

わたしが筆文字を通して伝えたいことは

「そのままの自分でいい」ということ。

「誰か」や「何か」になんてならなくていいし、何か「結果」を出す必要もない。

「そのままの自分でいいんだ」と自分自身を許す。許可をする。受け入れる。

そうするだけで、生きやすくなる。

生きにくさを感じたり、苦しいなぁと感じるのは、

そのままの自分を受け入れられず、否定をしているから。

 

 

けど、本当はそのままの自分でいい。

「誰か」や「何か」になんてならなくていいし、

「誰か」に認められようとする必要もない。

自分で自分を受け入れる。否定していたものをやめる。

ただ、そのままの自分を受け入れ、許し、許可してあげる。

 

 

そんなことをしてしまうと

「成長が止まってしまう」そんな風に思えるかも知れない。けど、それは逆。

受け入れると、それまで緊張していたものが解ける。

解けると、無理なく、自分として生きることが楽しくなる。

そうすると、誰かとの競争じゃなく、自分自身好きなことを純粋に楽しみながら成長することができる。

 

 

だから、受け入れることが大切。

そんなにも、自分自身を苦しめる必要、ない。

 

 

筆文字は自分を知るツール。

自分の心を解放するきっかけとなるもの。

 

 

 

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